2023年12月29日(金)
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華やかさが魅力のエタニティリングとは?デザインの種類や注意点について
以前は、婚約指輪といえば大粒のダイヤモンドがひとつあしらわれたもの、結婚指輪といえばシンプルなものというイメージがありましたが、最近はエタニティリングを婚約指輪や結婚指輪にするカップルも増えています。
エタニティリングは、もともと永遠の愛を誓うため、特別な日に夫から妻に贈られていたジュエリーです。
この記事では、エタニティリングの魅力やダイヤモンドの留め方の種類、選ぶ際のポイントをご紹介していきますので、購入を検討中の方は参考にしてみてください。
エタニティリングとは
エタニティリングとは、ダイヤモンドや宝石が途切れることなく留められているデザインで、高さが抑えられているため、日常使いしやすいのが特徴です。
エタニティリングと呼ばれるようになったのは、石が途切れることなく並んだデザインが「永遠(英語でエタニティ)」を思わせることからです。その名前にちなんで永遠の愛を誓う相手に贈られます。
エタニティリング=婚約指輪と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、エタニティリングは婚約指輪であるとは限りません。エタニティリングはあくまでも指輪のデザインに対する名前だからです。
華やかでありながらも日常使いしやすい印象の婚約指輪、あるいは美しい輝きがゴージャスな印象の結婚指輪に。節目の結婚記念日や特別な日のプレゼントに贈っても喜ばれるのではないでしょうか。
エタニティリングの起源
エタニティリングは、もともと魔除けとして身につけられていました。その歴史は15世紀ごろまでさかのぼります。
エタニティリングが広くつけられるようになったのは、1700年代に入ってからです。この頃は、ダイヤモンドが指輪から外れないようにつけるキーパーリングとしての役割が強かったとされています。
特別な日に夫から妻に贈られるようになったのは、さらに時代が進んでからです。ドイツなどで「最も華やかな結婚指輪」として贈られるようになってから徐々に世界中に広がり、昨今は「永遠の愛を誓う指輪」として、婚約指輪や結婚指輪に用いられています。
エタニティリングの魅力
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婚約指輪にも結婚指輪にも適しているエタニティリングには、次のような魅力があります。大切な人に特別な贈り物をしたいと考えている方にお勧めです。
特別な高級感を感じられる
エタニティリングには、たくさんのダイヤモンドがセッティングされています。そのため、どの角度から見ても美しい輝きを感じられるのが魅力です。
仕事や家事の最中、ふと手元が視界に入ったときに美しいダイヤモンドの輝きがあれば、煌びやかな毎日を過ごせるのではないでしょうか。
華やかでありながら日常使いに向いている
華やかなデザインでありながら、日常生活のなかでも身につけやすいのもエタニティリングの魅力です。
大粒のダイヤモンドがひとつだけ付けられた婚約指輪は、日常生活のなかで身につけていると、少し高さがあるため、時には衣服などに引っかかってしまうこともあります。
しかし、ダイヤモンドが一周セッティングされたフルエタニティタイプや、半周のハーフエタニティタイプは高さがなくつけやすいデザインです。
重ねづけにも適している
エタニティリングのもうひとつの魅力は、重ねづけに適していることです。エタニティリングはシンプルな形のものが多いので、ストレートラインの結婚指輪などと重ねづけしても相性の良い組み合わせが多いです。
ファッションリングとの重ねづけもできるため、さまざまなコーディネートが楽しめるでしょう。
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エタニティリングの印象を左右する留め方の種類
ここからは、エタニティリングの印象を左右するダイヤモンドの留め方(セッティング方法)の種類をご紹介します。留め方が変わると、同じサイズ・カラット数の指輪でも印象が大きく変わります。それぞれの特徴を知って、魅力的なデザインのエタニティリングを選びましょう。
共有爪留め
共有爪留めは、ひとつの爪で2つのダイヤモンドのサイドを留める留め方です。隣り合うダイヤモンドが爪を共有していることからこの名前で呼ばれます。
爪が目立ちにくいため、ダイヤモンドの美しさが際立ちます。
4本爪留め
1粒のダイヤモンドを、できるだけ小さな4本の爪でしっかりと支えているため、爪がダイヤモンドの存在感を邪魔することなく、ダイヤモンドをより大きく見せています。
また、共有爪に比べても爪が小さく、繊細な印象の指輪に仕上がります。
彫り留め
彫り留めは、高い技術が必要とされる特別なダイヤモンドの留め方で、指輪本体を彫り起こして作った爪で留めています。ひとつのダイヤモンドを複数の爪で留めるため石が外れにくいのがメリットです。彫り留めの指輪は、爪の凹凸がないため、着け心地がよいのも魅力です。
レール留め
レール留めは、レール状の枠で石の上下を挟みこんで留める留め方です。レール(線路)のように整然とすっきりとした印象の仕上がりで上品につけていただけます。
上下で挟むようにダイヤモンドを留めているため、爪の凹凸がなくフラットで引っかかりも少なく、日常使いしやすいのが特徴です。
パヴェ留め
最もゴージャスな留め方とされているのが、パヴェ留めです。「パヴェ」とはフランス語で石畳を表します。地金に穴を開け、ダイヤモンドをはめ込み、周囲から爪を起こして留めるセッティング方法によりダイヤモンドを敷き詰めます。
パヴェ留めはハイブランドのファッションジュエリーに用いられることがほとんどでしたが、最近は婚約指輪や結婚指輪にも用いられています。指輪全体にダイヤモンドを敷き詰めているため、そのゴージャスな輝きは他の追随を許しません。
エタニティリングを選ぶ際のポイント
最後にエタニティリングを選ぶ際のポイントをご紹介します。身につけやすいエタニティリングを選ぶには、タイプ・サイズ・価格をよくチェックして選びましょう。
エタニティリングのタイプで選ぶ
エタニティリングを選ぶ際は、まずリングのタイプをチェックしましょう。エタニティリングには、フルエタニティタイプとハーフエタニティタイプがあります。
フルエタニティはゴージャス感を演出できる
指輪の全周にダイヤモンドがあしらわれているものをフルエタニティといいます。フルエタニティは、使われているダイヤモンドの数が多い分、指輪全体の輝きが増し、よりゴージャス感を演出することができます。
フルエタニティは、どの角度からでもダイヤモンドが見えるので、存在感があり、ひときわゴージャスな印象になります。
特別な日の華やかな装いやシーンに合わせる指輪を探しているなら、フルエタニティタイプがおすすめです。
ハーフエタニティは日常使いしやすい
ハーフエタニティタイプは、指輪半分に石をあしらったタイプを指します。
手のひら側の地金部分があるためサイズのお直しができるのが魅力です。
またフルエタニティに比べると落ち着いた印象のデザインですが、華やかでありながらも普段のカジュアルなシーンでも身につけていただけることも魅力です。
サイズは慎重に選ぶ
エタニティリングを選ぶ際は、指輪のサイズに注意しましょう。できるだけ店舗のリングゲージでサイズを測り、ちょうどよいサイズの指輪を購入してください。
サイズ感などに迷う場合は、ジュエリーショップで実際に相談してみるといいのではないでしょうか。
フルエタニティはサイズ直しが難しい
フルエタニティの指輪は、全体にダイヤモンドがあしらわれているため、サイズ直しが難しいとされています。とくにパヴェ留めの指輪はサイズ直しが難しく、無理に直すと留め具が緩んでしまうことがあります。
通常、指輪のサイズ直しは、指輪の一部を切って地金を足したり、余分な部分を切断したりしてサイズを調整します。しかし、全体にダイヤモンドが留められているフルエタニティは、切断できる場所がありません。
メーカーによっては、指輪の内側を削ることでサイズを調整していますが、内側を削って調整できるのは 0.5~1 号程度で、大きくすることはできても小さくすることはできません。小さくする場合や、2 号以上のサイズアップが必要な場合は、指輪を作り直すことになります。
新潟に3店舗を展開するブライダルジュエリー専門店「GemmeoMyM(ジェンメオミィム)」では、お客様のお住まいやご都合に合わせて対応させていただきますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
ハーフエタニティはサイズが緩いと上下が反転しやすい
ハーフエタニティタイプの指輪を購入する際は、指の太さにジャストフィットするものを選びましょう。サイズが緩いものを選ぶと、指輪が回転してダイヤモンドがついた部分が下にまわり、頻繁に向きを直さなければなりません。
ただし、ハーフエタニティリングは地金を切ってサイズを小さくすることが可能です。サプライズで贈った・もらった指輪が大きすぎた場合は、ジュエリーショップに相談してみましょう。
エタニティリングの価格で選ぶ
エタニティリングを選ぶ際は、価格にも注目しましょう。エタニティリングの価格は、ブランドやエタニティリングのタイプ、使われているダイヤモンドの合計カラット数によって異なります。
一般的に、ハーフエタニティよりもフルエタニティのほうが高額で、ダイヤモンドの合計カラット数が大きくなればなるほど価格が上がるので、予算に合わせてタイプと石の数を選びましょう。
価格を重視するなら、ハーフエタニティの指輪がおすすめです。とくに0.2~0.4カラット程度のハーフエタニティなら、身につけるシーンを選ばず日常使いできるでしょう。
まとめ
永遠を意味するエタニティリングは、婚約指輪や結婚指輪としてはもちろん、大切な人への特別な贈り物にもぴったりの指輪です。エタニティリングを購入する際は、タイプやサイズ、価格をチェックして選びましょう。
特別なシーンで身につけるなら、指輪全体にダイヤモンドがあしらわれているフルエタニティタイプのものがおすすめです。ハーフエタニティタイプのものなら、落ち着いた印象で普段使いしやすいでしょう。
エタニティリングの購入を検討している方は、ぜひ一度新潟県のブライダルジュエリー専門店 GemmeoMyM(ジェンメオミィム)にご来店ください。ジュエリー選びのコンシェルジュとして、精一杯お二人の理想を叶えるお手伝いをさせていただきます。